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親知らず

親知らずは一番奥に生える奥歯で、第3大臼歯または、智歯と私たちは呼んでいます。だいたい20歳前後で生え始めますが、この時期に親と死別している人は少なくなりました。今では“祖父母知らず”あるいわ“曾祖父母知らず”といったところでしょうか。

医学的には、この歯の存在自体がいろいろな問題を引き起こします。その原因は、顎の骨の中でいろいろな異常な方向にもぐったまま生えきれないことによります。もぐっている歯は、周囲に細菌がとりつくと、やっかいな感染症を引き起こします。一番奥は歯ブラシも届きにくいですし、生えかけている智歯の場合は、前の歯との間や、歯肉との間に入り込んだ汚れを取り去るのは、容易ではありません。普段は自覚症状のないそういった智歯が、疲れがたまった時などに、突然腫れたり痛みだしたりします。一度でも感染を起こした智歯は、必ず再発し、その程度は再発ごとにひどくなりますので、智歯を抜いてしまう以外に根本的な治療はありません。また、妊娠中も悪阻でブラシが奥まで入らなかったり、ホルモンの変化で口の中の細菌の量や質が、感染を起こしやすい状態になっていることが判っています。お子さまをと考えている方は、X線検査で感染を引き起こしやすい智歯があるか調べてもらうことをお勧めします。

また、智歯が斜めにもぐっていて手前の歯を押しているような場合には、それによって歯並びを悪くしてしまうことがあります。このような場合にも抜歯が必要です。

 

(当院の患者さん)
斜めにもぐった智歯と前の歯との間の汚れが原因で、両方の歯が大きく虫歯になっている。

食事東海大 口腔外科 金子教授より)
智歯による感染症状がひどく、が取れず、入院となった患者さん。

「友達や同僚の話を聞くと、親知らずを抜くのはたいへんだ。」と言う患者さんの声をよく耳にします。私達からしますと、智歯の形や、もぐり具合、前の歯の状況等々、様々な要因によって抜歯の難易度は変わりますので、患者さんの状態を診てみなければ、一概に「1分で抜ける」とも「20分~30分かかる」とも言えません。概して経験者と称する人の話というものは、少しオーバーなことが多いようです。しかし、たった1本の智歯の感染を放っておいたが為に、入院などということもあるのです。これは決してオーバーな話ではありません。

朗報として、最近は、痛くなく怖くなく歯の治療を行える方法があります。鎮静療法(当院では“無痛治療”と呼んでいます。)と言って、催眠鎮静導入剤と呼ばれる薬を使って、外から与えられるストレスをほとんど感じることなく治療を行えます。全身麻酔薬より弱い薬ですので意識がなくなることもなく、副作用もありません。

今までは智歯を邪魔者扱いするばかりでしたが、最後に少し違ったことを述べてみます。それは、歯の移植です。使っていない智歯を歯がほしい場所に植え込む方法です。廃棄物の有効利用と言ったところでしょうか。元々自分の歯なのですから、人工の歯で補うよりも、しっくりいきます。

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